審美歯科の中には、しっかりとした研修制度を設けているところがあります。研修期間は歯科医院によって異なりますが、数ヶ月という長い期間をかけて行うところもあるようです。
審美歯科の研修内容ですが、朝早くから指導歯科医師により講義が行われます。講義が終われば昼食、午後からは実技というように一日のスケジュールが決まっています。
実技がすんだら夕飯となり、懇親会が開かれる場合もあります。遠方から来ている人には、宿泊施設が提供されるところもあるようです。
現代の歯科医師は、電子カルテへの書き込みなどコンピューターによって患者のデータ管理を行っていますから、パソコンを使いこなす必要があります。講義には、コンピューターの扱いに関するものが含まれています。
また、実技では、患者にどう対応したらいいかについても説明を受けるでしょう。
一通り講義や実技が終わったら、指導歯科医師に質問できます。疑問点や不安に思うことがあれば確認しましょう。
保険診療の虫歯の治療時に使われる銀色の詰め物は、場所によっては目立ってしまうので気になるという方もいるはずです。
そのような方におすすめなのが審美歯科で使われるセラミックの詰め物です。
特にオールセラミックは自然の歯に近い質感やツヤ、透明感などを持っており、目につきやすい場所でも自然な仕上がりを得ることができますし、変形や劣化が起きにくいというメリットがあります。
また金属を含まないため、金属アレルギーの方でも安心して使うことができるのです。
しかし、ここでネックとなるのが料金の高さでしょう。
基本的にセラミック治療は保険診療外の治療となりますので保険診療と比べると高額となってしまいます。
ただ上記に上げたようなメリットを考えると、審美歯科でのセラミック治療は料金の高さを補う魅力のある治療といえますので、歯にこだわりがあるのであればおすすめです。
また治療費が10万円以上を超えた場合、医療費控除の対象となり治療費の一部が返還されますので、税務署に申告をするのを忘れないようにしましょう。
Last update:2024/6/6